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ピアノとバイオリンの演奏入りで、金真須美女史(右)
が詩を朗読。観客は、澄み渡る朗読ときれいな音色
に魅了され、終わるたびに拍手をおくった。 |
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「私が見た在米コリアン」と題し、第5回民族社会教育講演会を2007年12月7日(金)午後4時、京都全日空ホテルで韓国民団京都府本部が主催、民団、婦人会幹部ら約120人が参加した。
講師は、演劇や小説の執筆活動に取り組まれ、京都市生まれの、在日3世作家/朗読家の金真須美女史。人権問題、平等、芸術、在日問題をテーマに音楽を交えながら文学作品を読み上げる「朗読講演」というスタイルで講演会を行い、学園祭や地方自治体、行政からも大きな反響を呼んでいる。
講演会では、13年前、取材した、アメリカで生きるコリアンの生活を、在日韓国人問題と在米日系人問題との共通点など、エピソードを交えた体験談を語った。
朗読の最初は、ピアニストの佐々木愛さん、バイオリニスト板谷真衣子さんが、クラシックの名曲「エルガーの愛のあいさつ」を披露した。
続いて、アボジを亡くした娘が、かつて父が祖国へ渡ったオモニに送った手紙を見て驚いた実話を詩にした作品を、金真須美女史が曲目「イムジン河」をピアノとバイオリンの演奏入りのセッションで、アボジへの想いを読み上げた。参加者の中には、当時の苦労を思い出し、涙を浮かべる方もおられた。
講師自身の体験をもとに、在日3世の実の娘に聞かれた実話を詩にした、「お母さん、私、どこの国の人と結婚してもいいよね」では、母親が戸惑う在日の繊細な情感を、親子の語りの場面で表現した。
最後に、「星に願い」をピアノとバイオリンの演奏入りで、金真須美女史が詩を朗読し、講演会を終えた。観客は、澄み渡る朗読ときれいな音色に魅了され、終わるたびに拍手をおくった。
プロフィール
心斎橋大学大学院講師
ノートルダム女子大学非常勤講師
トルダム女子大学英文科卒業。
1994年、小説「贋ダイヤを弔う」で第12回大阪女性文芸賞受賞。
1995年、小説『メソッド』で第32回文藝賞受賞。
近著では小説『羅聖の空』を出版。
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