民団本部(金有作 団長)は2004年6月12日午後2時より、京都大学の朝鮮近代史の専門家で現在、京都市外国籍市民施策懇話会の座長を務めている水野直樹 京都大学教授を招いて「民族社会教育講演会」を民団本部会館ホールで開いた。 この講演会は、毎年のように日本の著名な政治家により日帝の植民地支配に対しての「妄言」が繰り返されているため民団本部が歴史啓発行事の一環として実施、本部・支部、婦人会、青年会の幹部や京都国際学校の教職員90人余りが聴講した。 「韓国と日本の近代史」と題して講演した水野直樹 教授は小学校で使用している歴史教科書の例を上げ、日本の歴史教科書は段々内容が悪くなってきていると前置きし、日露戦争や乙巳保護条約を例にとりながら、日帝の非人間的、差別的政策を解りやすく解説し、間違った歴史の見方を正す事を強調した。 又、講演会後、朴善基 青年会副会長から質問された「つくる会メンバーが中心となって執筆した新しい歴史教科書の採択を防ぐ方法」に対して、「間違いの指摘と各地域でこの教科書はだめだとの世論作り、そして、一番重要なのはつくる会の教科書を採用すれば、将来、日本の児童の教育と日本と韓国そして中国にどんな悪影響を及ぼすかを強調すべきである」と答えた。