在日韓国人系の「京都王仁ライオンズクラブ」の結成式典が5月29日、リーガロイヤルホテル京都で開催された。在日韓国人系のライオンズクラブとしては東京、宝塚についで全国で三番目になる。ライオンズクラブ国際協会335−C地区(京都、滋賀、奈良)に所属する。 京都王仁L・Cの前身は韓国の「ソウル舞鶴LCの京都支部」。ライオンズの基本精神である「国際的な友愛と相互理解」を実践するため、国籍に関係なく、在日韓国人をはじめ日本に定住する外国人、日本人も入会することができる国際的なクラブの実現を目標としている。 王仁の名称の由来は朝鮮半島百済国から王仁博士が渡来し日本国に漢字と儒教を伝え、日本文化の始祖として尊敬され、大阪府に「博史王仁之墓」が建立された。毎年、11月3日(文化の日)に王仁祭が開催されている。その偉大な先人の偉業を称え、クラブの名称に二文字を冠し、地名とあわせて、ライオンズクラブの名前としている。 7月18日の認証状伝達式もLC国際協会のDr.テーサップ・リー国際会長(韓国)をはじめLC関係者約500名が出席して、盛大に開催された。初代会長の金有作氏は挨拶の中で、21世紀はグローバルな国際社会であり民族や国籍の相違を乗り越え、人権を尊重する「差別のない共生社会」の実現を目指して、定住する日本の地域社会に奉仕することを力強く誓った。